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水屋箪笥


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■星野さんちの水屋物語「材料選び」・2話■

6月12日頃から日本は梅雨の中休みで、信州もホント気持ちがいいからっとした日が一週間程続きました。

そんな湿度の少ない気候を見計らって、いよいよ本体の製作に入りました。
手押し鉋(a)で平面を出し、自動鉋(b)で厚みを決めます。そして綺麗な木地が見えてきます(c)

水屋箪笥の木取り
綺麗な木地が見えてくると、解らなかった欠点も沢山現れます。そんな所を切り落として、3枚〜4枚の板をはぎ、幅広の板にしていきます。今回は板組みの水屋ですから板接ぎの作業を天板・地板・側板・棚板等約50枚ほど淡々とこなしていきます。
水屋箪笥の木取り
板のはぎ面は必ず手鉋をかけます。これは無垢の家具作りで重要な作業です。お互いのはぎ合わせ面をほんの気持ち凹面にしてやるのです、数値で言うと0.1mm位でしょうか、それにより両端の接着がよくなりトラブルのない家具作りが出来るのです。
水屋箪笥の木取り

そして接着剤をつけプレス機で圧着です。
現在プロが使う接着剤はよくホームセンター等で売られてる白ボンドではなく、エポキシ系の強力な物を使っている方が殆んどだと思います。うちも 木製プロペラの製造を手掛けていたメーカーの強力な接着剤を使っています。昔なら膠・漆・米粒など身近な物での接着でしょうが、現代の家具作りにおいて接着剤の進化も重要なポイントとなっています。

【つぶやき】
湿度の少ない梅雨の中休み、淡々と淡々と板接ぎの作業をしています。

04/6/19

つづく

水屋箪笥の木取り

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