Diary 2018. 8
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8月26日 (日)  アジア大会

ジャカルタで行われているアジア大会では、
トランプゲームが競技種目になってるらしい。

58と59歳の日本人夫婦ペアが絶好調らしく、それはそれで素晴らしいのだが。

なんかステージが違う気がするのだが。

裸の王様に「王様、服を着てません」と、だれか言ってやる人はいないのか?


8月13日 (月)  僕のお金?

義母と義姉が泊まって行く。ついでに義妹も泊まった。
義妹などはすぐ近くに住んでいるのだから帰って自分のベッドで寝た方が
よかろうに?と思うのだが。皆、我が家の居心地が良いのだろう。
まっ、良い事じゃ。

義母は私にも小遣いをくれた様で、女房が「お父さんにもお小遣いを頂きました」と報告だけあったので「お義母さん、ありがとう」とお礼は言ったものの、現ナマは手元に届かない。

先月、葡萄の袋掛けしたバイト代も私の手元には届かない。
両方合わせると、豪華な温泉宿に三泊くらいは出来そうだと思うのだが。

まっ、育ちの良い僕はそんな事でピーピー騒がない。


8月10日 (金)  湯治その参

間もなくして大学生が入って来た。
立派な紋々の親父が「兄ちゃん、どっから来た?」
兄ちゃん「東京です」(大学生少しビビり気味)。

温泉巡りが趣味の大学生は、車で全国の温泉を巡ってるらしい。
バイトをして9月には北海道に渡ると言う。この万座へも車中泊しながら下道で来たらしい。

「大学生って、いいな〜〜と」としみじみ言うと、紋々の親父は「俺は中卒だから良さは解んね〜や」と。
何だか正直で素直な人だと思った。
俺より十歳程若いだろうか?息子が中学を卒業したら股関節の手術もすると言ってた。

万座に来たら又会うだろうか?
顔は忘れてても立派な紋々を見ればすぐに解るだろう。

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8月9日 (木)  湯治その弐

見た目と裏腹に、気さくに話す親子と露天で話は弾んだ。
親父が言うには、女房と喧嘩をして何も言わず家を出てきたらしい。
喧嘩の理由が、車検に出した軽カーの修理代がかかるので、新車を買ってきてやったら、「こんなババ臭い色の車なんか乗れるかい!」という話らしい。
しばらく万座に連泊してくと言う。

一緒に居た息子は中三と中二の年子だった。
お兄ちゃんに「じゃ、受験生だ?」と話しかけたら「俺、高校いかないっす」と。
たたみかける様に生徒会長の弟が「こいつホント点数ヤバイから、行ける高校なんか何処も無い」と。
優秀な弟とヤンチャな兄。先日も学校から呼び出しがあったらしく「俺が傍にいなきゃ何やるか心配だから中学卒業までは・・・」と親父が嘆いてた。

風呂から先にあがって行った息子達は大きな声で「先に失礼します」と言って出て行った。
どちらの子も出来た子や。

続く

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8月8日 (水)  湯治その壱

今日はホームグランドの万座へ。
そしていつもの湯治場へ。
来るのはいつも平日、大露天風呂に人が居たとしても数人。
「おっ、先客は三人、いいじゃん」
「いや?おかしい?服を着たまま入ってる?」
「いや、ちゃう、地肌に立派な模様や」

全身にびっしり、久々に見事な紋々や。公衆浴場では何度か見た事がある。
戸倉上山田温泉で見た初老のおっさんは親分さん。
房総の温泉宿で見たあんちゃんはギラギラしたチンピラだった。
どなたも全身びっしり立派だったが今回の方も凄い。

先客三人はどうも親子の様だ。
広い露天風呂の対角線に座り、仲良く話してる。

会話中、親父が湯治と言う言葉を使い、それに対し子が「トウジって何?」と聞き返した。
「お前が卒業式で読んだやつだ」と親父はボケてみせたが、ボケられた事はわかった息子は苦笑いをした。
その時「オッちゃんに聞いてみ?」と親父が俺に振って来たので「湯に治すで湯治と読むんだよ」と答えてやった。
そこから一気に話は広がった。

続く

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8月3日 (金)  ひたすらに黙々と

7月の事である。

朝4時半に起きて5時には畑にいる。
二週間程続いただろうか?
初めてだ、こんなローテーションは。

葡萄の袋掛けの人出が足りず、女房が友人の応援に行っていたのだが、
女房から俺にも要請が来て畑にいる。

とんでもない数のシャインマスカットが棚にブル下がってる。
ひたすらにひたすらに、黙々と黙々と袋掛け。

全てが意味の、価値のある事。

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