Diary 2011. 4
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4月24日 (日)  げんぱつ

ミュージシャンが被災地に行ったり、チャリティーで義援金を集めたり、テレビで歌ったりしている。感動と涙を誘い、頭の下がる思いである。

斉藤君が 「ずっとウソだった」と反原発ソングを歌う。クールで大人のミュージシャン達は誰も反原発ソングなんか歌わん。
30年前だったら、あの人達は歌ってただろうか、清志郎は先頭を切って歌ってくれるだろうか?
気骨のあるミュージシャンがいなくなった。

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4月20日 (水)  げんぱつ

国難=国家が抱える危機的状況。

原発事故が絡む国難の状況下で良く分かった事がある。
国やマスコミは国民がパニックに陥る事実は隠蔽すると言う事。

永年生きてきた訳だから全ての情報を鵜呑みにしてた訳じゃないが、この歳になって鮮明に良く分かった。


4月12日 (火)  自己完結能力

自衛隊は自己完結能力が必須条件であるようだ。
自己完結能力とは野営地で衣(医)食住などのインフラを自分たちで用意し、生き抜き、完結させる能力である。
そりゃそうである。自衛隊が被災地で被災者と同じ物を食い、避難所で生活してようなら逆に足手まといである。

4月1日、マスコミのインタビューに答える上場企業の新人社員、つい先日まで学生だったとは思えない受け答えで、皆しっかりし活き活きとしている。私も人事担当なら君たちを選ぶ事だろう。

被災地で瓦礫を使い皆の為に風呂を作った若者が映像で流れる。たぶん建設業であろう彼は器用に風呂場、脱衣所を造り、薪で風呂を沸かしていた。
若者が言った「みんなの喜んだ顔が見られるだけで十分です・・・」

近頃の日本は頭ばかり大きくなってる気がする。
無人島に放り出されても自己完結能力の備わったたくましい日本人になってほしいと思うこのごろである。

歳をくったかな・・・。


4月11日 (月)  げんぱつ

予想通りやはりホットスポットが現れた。
計画的非難地域と言うそうだ。
政府発表「1カ月を目処に、、、、」
閉鎖される街も出て来る事は十分予想される。


4月7日 (木)  げんぱつ

明日は南から西にかけて風が強い。雨も降りそうな確率も高い。

遠く離れた所でも高い確率でホットスポットが出来るだろう。


4月3日 (日)  浜岡

若い頃、西高東低の気圧配置が強まるとウインドサーフィンをしに御前崎に通った.
メジャーポイントのロングビーチが混むと上の原発で何度か乗った事がある。
辺り一面の海温が高いので沈する度温泉の様な熱さに驚いたものだ。「こりゃいつかハゲるな、、、」と仲間内で笑いながら話したものだ。
それで今ではだいぶ薄くなった。(もちろん経年に伴うものだが今となってはブラックジョークである)


4月2日 (土)  げんぱつ

テレビ、ラジオなどの媒体と、ネット媒体の温度差が激しい。

テレビなどのコメンテーターとして顔なじみのフリージャーナリスト岩上安身氏や上杉隆氏がテレビ、ラジオ番組を干された。
両氏ともネット配信のユーストリームなどの動画サイトで原発に関する情報を発信しているが、テレビ、ラジオよりよほど正しい情報を配信している。

京大原子炉実験所助教の小出裕章氏は決してキー局のテレビに出演することはないだろうが、どの大先生よりもよほど正しい事を言っている。
いったい何なんだろうか?この国は?


4月1日 (金)  げんぱつ

最悪の事態を迎えつつある。
こいつを作ることは、想定外を想定しなければいけなかった。
日本列島が真っ二つに割れるか、隕石でも落ちてこいつが吹っ飛べば想定外と国民も納得すると思うが、地震大国日本でこいつを稼働させることは
あらゆることを想定しなければいけなかったのだ。

私を含めた無知で無関心だった国民は目を覚ます時だと思う