Diary 1992. 8
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8月4日 (火)  祖母の命日

私は命日とかアニバーサリーとか全然気にしない性格である。
唯一覚えているのが女房の誕生日で、これも怒られるから覚えているだけで、
三人いる子供の誕生日すら忘れるくらいである。

私は商売人の家で育った。
家庭事情(居住スペース)の関係で中学から祖母(つや)と暮らしていた。
中学高校の反抗期の受け皿も、食事の支度も祖母が世話をしてくれた。
悟りを開いた仏の様な祖母も91歳で逝ってしまった。

先にもふれたが私は命日とかアニバーサリーとか全然気にしない性格なのだが、
今日が祖母の命日である事を意識したのは今年が初めてかもしれない。

今年からは色々な思い出を記憶の隅に焼き付けながら人生を送るそんな分岐点になりそうだ。

(自分の名誉のために言っておくが、私は命日に関係なく、昼夜問わず墓参りには出かけ故人を偲ぶ人間です。未来の僕より06年8月4日)